美湯の森づくり
庄原市宮内町にある山林を整備しなおして、誰でも入れる公園づくりをしています。
弊社では、下刈り、木の伐採、道の整備、ベンチの設置をしました。
まずは薮化していた森に入り、下刈りと枯れた木や道の線形をとるときに邪魔になりそうな木を選木しつつ伐採を行います。
全体がすっきりとして重機を入れて作業しやすくなったら、次は道の線形を決め、地面を掘りながら地形や土の状態を見つつ微調整しながら道にしていきます。
途中邪魔になる切り株があれば掘り起こしながらざっくりとした道にしていきます。
(掘り起こした切り株は最後に道の中に埋めて処理し景観をよくします。)
初めの方で黒土が出ましたが傾斜を整えた後上から茶土をかけて雨が降った時のぬかるみ防止を行いました。
道が完成した後、仕上げにもう一度草刈機で灌木等の処理を行い、自然な森の中の雰囲気を残しつつも、できるだけ安全に利用してもらえるような公園に仕上がりました!
この記事を読んでご興味が湧いた方は是非一度、足を運んで歩いてみてください!
きっとのんびりしていただけると思いますよ!
HIBARINGs材ベンチ
今回の施業地には、なんとFOREST WORKERで初めて、伐り出しから制作、設置までを行ったベンチが備え付けてあります。
設置したベンチは弊社の自社林から伐り出した丸太を半月に割り、磨きをかけ、透明な塗料を重ね塗りしてあります。今回使用した塗料は木本来の色や手触りを損なうことなく、防腐効果のあるものを使いました。なので、耐久性はもちろん見た目や座り心地のいいものになっていると感じています!ただ、高さに関しては身長によっては低く感じる方もいるかもしれませんが(汗)
設置したベンチはHIBARINGs材を利用していますので、ぜひベンチに書いてあるIDを確認してみてください!
(HIBARINGs材は、木にIDをつけることでその木の樹種、樹齢、植林年、伐木年、切り株の座標などさまざまな情報をご覧いただける商材です。)
ID番号はHIBARINGsホームページのTREE-IDページに入力してもらうと木の情報を確認していただけます!
これから先、この公園が老若男女問わずいろいろな人が遊んだりのんびり過ごしたりするような憩いの場所になってくれると嬉しいです!
ご挨拶が遅れましたが、今年度からFOREST WORKERメンバーに加わった、田村修太です。
今回は地元の森づくりのことを早く報告したかったので自己紹介等はまた別の機会にさせていただきたいと思います!
それでは!修太でした!