春の風物詩 日本国花 ” 桜 ”

2025
04/08
田村 孝太

ご無沙汰しております。
孝太です。

最近ようやく春らしい陽気になり桜の花も咲き始めました。
今回は、春らしくこの桜について書かせて頂きたいと思います。
話したいことがたくさんあるので2部構成にさせて頂こうかと思います。

さて、春の訪れとともに、日本中が桜一色に染まります。
我々日本人にとって桜はただの花ではありません。
日本人にとって、桜は「儚さ」と「美しさ」を象徴しています。
桜の花は短い期間しか咲かないため、その一瞬の美しさを大切にし、同時に時間の流れや無常を感じさせます。
この儚さは、人生の儚さとも重ね合わせられることが多く、桜の花が散る様子は、物事が永遠に続かないこと、または過ぎ去ることの象徴として捉えられています。
まずは、桜の基本的な知識から書きたいと思います。

桜について



桜はバラ科の植物です。
バラと桜、形は全然違いますが、実は同じ仲間で花弁が5枚で、花が咲き終わった後に果実ができる点も共通しています。
桜の果実は「さくらんぼ」と呼ばれ、果物としても親しみ深いと思います。
そして桜の種類、実は結構多いです。
桜といえば「ソメイヨシノ」ですが、実は日本には100種類以上の桜があります。

 



例えば、八重桜(やえざくら)の花弁は重なっていて、とても贅沢で豪華な印象です。

 



これに対して、枝垂れ桜(しだれざくら)はまるで優雅に手を伸ばすように枝を垂らして咲きほこります。

それぞれが個性豊かで、咲く時期や花の形も違います。
桜の開花時期によって「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と分けられるので、地域によっては、長い間桜を楽しめます。
桜の開花予報を追っていくのも、春の楽しみの一つだと思います。

桜は世界にも

桜は日本の象徴ですが、実は日本だけに咲いているわけではありません。桜はアジアを中心に広く分布していて、アメリカやヨーロッパでも桜の木が見られます。
例えば、アメリカのワシントンD.C.には、日米友好の証として日本から贈られた桜が植えられていて、毎年春には「ワシントン桜祭り」が開催され、観光客で賑わいます。
桜の時期になったら外国で咲く桜も見てみたいものです。

さてさて、1回目はここまでにさせて頂こうと思います。
次回は花言葉や歴史的な事を書こうかと思いますのでご興味がある方は是非次のブログもご覧ください。

以上、孝太でした!