皆さま、はじめまして、代表の田村栄太です。
2024年4月 春の訪れとともに株式会社FORESTWORKERはおかげさまで創立7周年を迎えることが出来ました。
現在、総勢12名(協力企業、関係者含む)、やる時はやる!遊ぶ時は遊ぶ!をモットーにオンとオフを大切にしながら毎日楽しく過ごしております。
ここで少し弊社についてのご紹介をさせていただきたいと思います。
FORESTWORKERとはどんな会社?
株式会社FORESTWORKERは林業を生業とする会社です。
主に木を育て山を管理し、その素晴らしさを伝えていく仕事を行なっております。
2017年4月に個人事業所として一人で開業いたしました。
開業当初は、子供たちに憧れられるようなカッコいい親父の集団を作ってやろうと鼻息を荒げながら一日一日を必死に過ごしていたのを思い出します。
そこから仲間が一人、また一人と加わっていき独立して2年後には株式会社FORESTWORKERとして法人成りをしました。
現在は、林業の技術を活かしながら木を切るお仕事や、草刈り、剪定、ツリーケア(木をケアするお仕事)をメインに、木材6次化にも力を入れて頑張らせていただいております。
個性豊かな仲間たち
この会社では、9名の愉快な仲間たちと共に頑張っています。
皆それぞれに個性豊かで、前職が介護職、植物マニア、海を守るためにこの道を選んだ、料理人、アウトドア好き、きれいな山を作りたい等、一人一人がそれぞれに想いを持ち集まってできた集団です。
それ故、とても個性の強い仲間たちです。
事務所に泊まって料理を囲みながら酒を飲んだり、船をチャーターして釣りに出かけたり、研修旅行で県外に旅行に行ってラーメン食べ歩いたり。
毎月月末は半日使って全体会議をするんですが、みんな好き勝手いろんなことを言い合います。
あーでもない、こーでもないと言いながら。ワイワイと。
そんな時に決まって面白そうなアイディアが生まれるんです。
ひとりの考えより多数の声を聴きながら、導き出された答えがFORESTWORKERの道しるべとして同じ方向を向くベクトルとなっています。
同じ想いを持ち、同じ目標に向かっていける仲間がいるってやっぱり最高ですね!
クセは強いですが 笑
将来を見据え今できることを考え、創造し、届ける
独立して法人成りした頃から、この会社の方向性の話や、何がやりたいのか、自分達に何が出来るのか、などなど。
お酒を片手に、また時には真剣に将来について仲間たちと一緒に考え始めました。
そんな時に出会ったのが、後世に残し、代を繋ぎながら山づくりを生業としてく【自伐型林業】です。
とても刺激的で、衝撃的で、これからの林業のあり方を考えた時に、この生業こそが地域の課題解決や地域活性に繋がってくるのではないかと感じました。
木一本一本としっかり向き合いながら使い道を考えていく、時には木材として、時には学びの場として、遊びの場として。
山に関わり続けることで人を雇用し、人が集まり、賑わいが生まれる。
森と人の暮らしは本来とても近い関係でした。私が幼かった頃、よく山に入り探検ごっこをしたり、クワガタやカブトムシを採りに行っていたのを思い出します。
じいちゃん家に行くと家の裏でよく薪割りをしたりもしていました。
しかし、近年、残念な事にふと森に目を向けると、山は荒れ、木々が鬱蒼と茂り、大人でも入ることを躊躇ってしまうほどの状況になってしまってます。
なぜこのような状況になってしまったのでしょう?
それは、時代の流れやライフスタイルの変化とともにどの家庭でも当たり前に使われてきた木の需要が低下した事により誰も山に入らなくなった事が原因のひとつだと言われています。また、元々あったはずの人と動物たちの境界線も今では無くなり、中山間地域では獣害が後を絶ちません。
そんな状況を少しでも変えるべく、まずは身近な森を整備し、その森に関わり続けていく事が必要だと考えています。
そして、我々が整備した山に人が気軽に足を運べる空間を作り上げていきたいと思っています。
あの頃みたいに、探検ごっこをしたりクワガタ採りをしたり、ワクワクドキドキするような楽しかった思い出を、私たちの子供世代と共有したいものです。
まずは、人と森の関係を身近にする事から。
先人から伝えられてきた様に、今度は、我々世代が次の世代に残せる(伝えていける)コトづくりを頑張っていけたらと思います。
自然と共存しながら地域と共に成長(ブランディング)していく、ランドスケープデザインこそ、我々が目指す理想のカタチです。
”生まれ育った故郷のもとで 豊かな自然の将来のために 私たちが今できることを 考え 創造し 届ける”
この想いを胸に。
以上、田村でした。