2種類の土とネズミサシの幼木を使った苗木コンテナ育生実験(2025.01.28 現在)

2025
01/28
田村 修太

みなさんこんにちは。修太です。
ブログの更新がなかなかできず弊社の活動をお伝え出来ずすみません...。
およそ1ヶ月半ぶりの更新になります。

今回は、最近社内で実験的に始めたネズミサシのコンテナ育生について軽くご紹介していきたいと思います。

2つの培土

弊社は中国種苗さんから土(左の写真)を仕入れさせて頂いているのですが、最近別の土もお試しで仕入れたのでネズミサシを使って土の違いによる育ち方の違いを見ていこうと思います。

こちらは新しく仕入れた「ANS培地」という土です。

この土、袋詰め前に乾燥がしてあるみたいで使用前はすごくサラサラしています。
なので袋の容量のわりにとても軽くて持ち運びやすいです。
特徴としては、水はけが良く、しかし粒子1つ1つの保水性が高いので水やりの頻度が少なくて済みます。
また粒子に特殊な加工が施されているようで水やりをした後にも空気層が保たれて土が沈まず締固まることもありません。
空気層が保たれて土が締まらないということは根も張りやすくなり苗木にも人にもいいことづくめの土です。

少し調べてみるとトマト農家さんやお花屋さんでも使われているみたいですね。

幼木のコンテナ育成



苗木づくりは種から!といきたいところですが、たまたま弊社の近くの山にネズミサシの母樹がありその周りにたくさんの実生がでていたので確実性と効率の面から移植する方法で苗木にします。



移植をした際、種もまわりにたくさん落ちていたので少しだけ回収しました。
これを使って後日種からの苗木つくりも行いますので今回はお預けです。

社内に緑が増えていいインテリアにもなりますし、成長も見れて今後が楽しみです。
まだ植え替えたばかりなので経過を見ながら随時報告していきたいと思います。

それでは今回はここまでということで、修太でした!

PS.寒さに負けるなネズミサシ!